羊肉には、年齢や部位によっていくつかの種類があります。それぞれ風味や柔らかさが違い、料理法にも向き不向きがあります。
🐑 年齢による分類
- ラム(Lamb)
- 生後1年未満の羊の肉
- 臭みが少なく、柔らかい
- 日本や欧米で最も一般的に食べられる羊肉
- ホゲット(Hogget)
- 生後1~2年の羊の肉
- ラムよりはやや歯ごたえがある
- 風味が増してくるが、まだ強いクセは少ない
- マトン(Mutton)
- 生後2年以上の成羊の肉
- 赤身が濃く、脂肪の香りも強め
- 独特の風味(羊特有の香り)があり、カレーやジンギスカンなどに向く
🍖 部位による分類(代表的なもの)
- 肩(ショルダー):運動量が多いためやや硬いが、煮込みやローストに合う
- ロース(背肉):柔らかく高級部位。ステーキやローストに最適
- もも(レッグ):赤身が多く、焼き物・煮込み・ハムなどに向く
- バラ(ブレスト/ショートプレート):脂が多めで濃厚。シチューや煮込みに
- すね(シャンク):ゼラチン質が多く、煮込み料理に向く
- ヒレ(テンダーロイン):非常に柔らかい高級部位
👉 日本では「ラム=食べやすい」「マトン=本格派の味」というイメージが強いですが、世界的にはホゲットやマトンを好む地域も多いです。
🐑 羊肉の種類 × 部位 × 料理法のおすすめ一覧
羊肉の種類 | 部位 | 特徴 | 向いている料理 |
---|---|---|---|
ラム(1年未満) | ロース / ヒレ | 柔らかくクセが少ない | ステーキ、ロースト、ソテー |
肩 | やや歯ごたえあり、旨味が濃い | シチュー、カレー、串焼き | |
モモ | 赤身が多くヘルシー | ロースト、タタキ、しゃぶしゃぶ | |
バラ | 脂がのってジューシー | ジンギスカン、焼肉、煮込み | |
スネ | ゼラチン質豊富 | 煮込み、スープ(ポトフ風) | |
ホゲット(1~2年) | ロース | 旨味と香りが増す | ロースト、グリル |
肩・モモ | 適度な歯ごたえ | シチュー、カレー、スパイス煮込み | |
マトン(2年以上) | 肩・モモ | 香りとコクが強い | ジンギスカン、カレー、シチュー |
バラ | 脂の風味が濃厚 | スパイス煮込み、炒め物 | |
スネ | 出汁が良く出る | スープ、骨付き煮込み(タジンなど) |
🌍 世界の料理との相性
- 日本:ジンギスカン(ラム or マトン)、しゃぶしゃぶ(ラムの薄切り)
- インド・ネパール:マトンカレー(香辛料で臭みを活かす)
- 中東:ケバブ(肩やモモ)、タジン(スネやバラ)
- 欧州:ラムチョップ(ロース)、ローストラムレッグ(モモ)
👉 ラムは「クセが少なく食べやすい」ので洋風料理にぴったり、
👉 マトンは「香りが強い」のでスパイスや香草と合わせる料理に合います。
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