世界各国のBBQ

世界には、それぞれの文化や気候、食材に合わせた多様なBBQスタイルが存在します。単に肉を焼くだけではなく、地域の歴史や人々の暮らしが反映されているのが特徴です。

アメリカ:ロー&スロー(Low and Slow)

アメリカのBBQは、低温でじっくりと時間をかけて肉を燻製する「ロー&スロー」が基本です。地域によって使用する肉や味付けが大きく異なります。

  • テキサス: 牛肉が主流で、特に「ブリスケット(牛の胸肉)」を数時間かけてじっくりとスモークします。味付けは塩と胡椒が中心で、シンプルに肉の旨味を引き出します。
  • メンフィス: 豚肉のリブ(スペアリブ)が有名です。甘辛いBBQソースをかけて食べるのが一般的です。
  • ノースカロライナ: 豚肉を丸ごと使ったBBQが特徴。ソースは酢をベースにしたものが主流です。

ブラジル:シュラスコ(Churrasco)

「シュラスコ」は、ブラジルの国民食とも言えるBBQスタイルです。

  • 特徴: 大きな肉の塊を鉄串に刺し、岩塩でシンプルに味付けして、炭火でじっくりと焼き上げます。
  • 楽しみ方: 焼けた部分から薄くそぎ落とし、様々な部位を味わいます。レストランでは「パサドール」と呼ばれるスタッフが席まで肉を運んできてくれます。

アルゼンチン:アサード(Asado)

「アサード」は、アルゼンチンの食文化そのものであり、男性が中心となって調理する伝統的なBBQです。

  • 特徴: 炭火で牛肉の塊をじっくりと焼く豪快なスタイルです。味付けは塩のみで、肉本来の味を楽しみます。
  • 文化: 家族や友人が集まる週末の恒例行事で、「アサドール」と呼ばれる焼き係が肉を焼くのが習わしです。

オーストラリア:バービー(Barbie)

オーストラリアではBBQを「バービー」と呼び、日常に根付いた文化です。

  • 特徴: 公園やビーチなど、公共の場所に無料で使えるBBQコンロが設置されており、気軽にBBQを楽しめます。
  • 使用する肉: 牛肉や羊肉が主流ですが、カンガルーやエミューといった珍しい肉が使われることもあります。

韓国:焼肉(コギグイ)

韓国の「焼肉(コギグイ)」は、世界的に知られるBBQスタイルです。

  • 特徴: 薄切りにした豚肉(サムギョプサル)や牛肉(カルビなど)を、食卓にある専用のグリルで焼いて食べます。
  • 楽しみ方: 焼いた肉をサンチュやエゴマの葉に、キムチやニンニク、サムジャン(味噌)などと一緒に包んで食べるのが一般的です。

南アフリカ:ブラーイ(Braai)

南アフリカではBBQを「ブラーイ」と呼び、人々の集まりには欠かせないものです。

  • 特徴: 炭や薪の火を使って肉を焼きます。「ブラーイ」は単なる料理ではなく、家族や友人と語らう社交の場でもあります。
  • 使用する肉: 豚肉や鶏肉はもちろん、「ブルボス」と呼ばれる太いソーセージも定番です。

日本:焼肉

日本の焼肉は、朝鮮半島から伝わったホルモン焼きがルーツとされています。

  • 特徴: 薄切りにした牛肉や豚肉、ホルモンなどを、醤油ベースの甘いタレにつけて、網焼きや鉄板で焼いて食べます。
  • 文化: 家庭でもホットプレートを使って楽しむことが多く、手軽なごちそうとして親しまれています。


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